2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN ファイナルステージ ファイナル4 第2戦

49日(日)15:00

島津アリーナ京都(京都府立体育館)

パナソニック
パンサーズ
team 堺ブレイザーズ

3

  • 27-25
  • 28-26
  • 20-25
  • 32-30

1

試合詳細

写真:西山選手

2022-23V.LEAGUE DIVISION1ファイナルステージ ファイナル4 第2戦が4月9日(日)に島津アリーナ京都(京都府京都市)で開催され、パナソニック パンサーズ(以下、パンサーズ)は堺ブレイザーズと対戦した。

【第1セット】
ファイナル進出へ向けて、絶対に勝たなければならない一戦。
前日の試合で負傷した大塚、垂水は欠場、クビアクがスターティングメンバーに復帰した。序盤はスタートから仲本が連続で得点すると清水もベテランらしい落ち着いたプレーで得点を重ねた。12-11でテクニカルタイムアウトを迎えるとお互いに安定したサーブレシーブからサイドアウトを取る一進一退の攻防が続いた。パンサーズはサーブでなかなかプレッシャーを掛けられない状況が続くが終盤にブロックとディフェンスが機能して逆転に成功、クビアクも強烈なスパイクでチームを援護した。あと1点というところでサービスエースを取られてデュースとなるがしっかり踏ん張り、最後はブロックが決まって27-25でセットを先取した。

【第2セット】
スタートで連続失点から追いかける展開となった序盤は、クビアクが相手ディフェンスのいないところへアタックを叩き込むと、山内が連続でクイックを決めるなどして流れを引き寄せるべく戦った。その後、相手のサーブに崩されて6-12でテクニカルタイムアウトを迎えると西山と新をメンバーチェンジで早めに起用する。パンサーズは徐々にリズムを取り戻していくと再びメンバーチェンジで戻った清水のサーブを起点に連続得点、山内のブロックも決まり21-21の同点に追いついた。このセットもデュースに持ち込むとディフェンスから流れを掴んで28-26でセットを連取した。

【第3セット】
序盤はエバデダン、山内のクイックを中心に攻撃を組み立て、得点を重ねていくが5-9で追いかける展開となりタイムアウト。クビアクが得点を確実に決めると伊賀のナイスレシーブから得点へと繋げてリズムを取り戻していった。8-12のテクニカルタイムアウト後は相手の強力なサーブに崩され5点差を追いかける展開となる。西山がブロックなどで見せ場も作ったものの大きくリードを許したまま終盤へ。クビアクに代わって渡辺が出場するなど状況打開をしながらプレーをしたが追いつくまでは至らず20-25でセットを取られた。

【第4セット】
スタートで相手にリードを許し、西山を3-7の場面で起用。西山や山内のブロックなどで10-10の同点まで追いつくが、テクニカルタイムアウトを10-12で迎えた。その後、相手の高いブロックに捕まり12-17と5点差を追いかける苦しい展開となる。ここからしっかり繋いで西山が得点し、山内のブロックなどで2点差に詰め寄った。終盤には更に高い集中力を発揮し同点に追いつくと3度目のデュースに突入し、お互いに勝利を懸けた激しい点の取り合いとなった。西山のサービスエースで1点リードすると最後は相手のミスを誘って32-30で勝利を掴んだ。

パンサーズは、1勝1敗3位(通算5ポイント)
来週、4/16はレギュラーラウンド1位通過のウルフドッグス名古屋とファイナル進出を賭けて、スカイホール豊田(愛知県豊田市)で対戦する。

試合後のティリ監督のコメント

写真:ティリ監督

今までの私のキャリアの中でも記憶残るとても素晴らしい試合だったのではないかと思います。今日勝利することで、ファイナルで戦えるチャンスを持つことができました。
来週の試合も全力で挑みますので引き続き応援よろしくお願いします。

試合後の山内選手のコメント

昨日負けてしまって厳しい状況でしたが、気持ちを切り替えて今日の試合に臨むことができました。相手セッターのトス回しに苦しめられる時間が長く、劣勢の場面がたくさんありましたが、最後はしっかりとセットを取り切ることができたのでチームの自信に繋がりました。来週の勝敗は自分たち次第と思います。
今日の試合はチーム、ファンの皆さんと全員で勝ち取った一勝だと思います。また皆さんと歴史を作れるように頑張ります!!