令和6年度天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド準々決勝

1214日(土)16:25

Asueアリーナ大阪

大阪ブルテオン team 東京グレートベアーズ

3

  • 26-24
  • 25-20
  • 25-14

0

試合詳細

写真:コート上の選手たち

令和6年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会の準々決勝が12月14日(土)、Asueアリーナ大阪(大阪府大阪市)で開催され、大阪ブルテオン(以下、ブルテオン)は東京グレートベアーズと対戦した。

【第1セット】
最初の得点は、ロペスがスパイクで決める。
その後も安定したパスから多彩な攻撃を繰り出し、山内のサービスエースやジェスキーのブロックなどでリズムを掴み、各選手落ち着いたプレーを展開して序盤を戦っていく。10-12でテクニカルタイムアウトを迎えると相手のサーブに崩される場面が目立ち連続失点するが粘りから得点へと繋げ、ジェスキーのサービスエースで13-15の2点差とする。
中盤以降も相手の鋭いサーブを返球しながらリベロ山本がレシーブで貢献すると、ロペスが指先を狙うスパイクで得点する。さらにロペスがサービスエースを決めて17-18の1点差とするとブルテオンらしい粘り強さを発揮して18-18の同点、そしてジェスキーのブロックポイントやサービスエースで23-21のリードを奪った。追いつかれてデュースとなったものの最後は、西田のスパイクとサービスエースで連続得点を奪いセットを先取した。

【第2セット】
序盤は細かいミスなどが重なり2-5のリードを許す立ち上がりとなる。
サーブで攻めてリズムを掴んでいくと西田のサービスエースで8-8の同点に、ロペスのサービスエースで10-9の逆転に成功した。相手も粘り強いディフェンスから応戦、再びリードを許して11-12でテクニカルタイムアウトとなる。追いかけるブルテオンはエバデダンのクイックとブロックで13-13の同点に追いつくと、永露のサービスエース2本を含む鋭いサーブで相手を崩して連続得点、17-13として大きくリードを広げた。
終盤を20-17で迎えるとサーブで攻めの姿勢を崩さず山内のサービスエースなども決まり25-20でセットを連取した。

【第3セット】
序盤、山内のクイックが決まり、西田のサーブから永露のブロックなどで3-0の幸先の良いスタートを切ると、サーブからのブロック&ディフェンスが思うように機能して連続得点、良い流れを展開して8-3のリードを奪った。その後も安定したパスを供給して、セッター永露が落ち着いたトスワークでアタッカー陣を操り得点を重ねていった。
西田のサービスエースが決まり12-7でテクニカルタイムアウトを迎えてからも山内のブロックやロペスのサービスエースが要所で決まり、相手に反撃の機会を与えなかった。
完全に試合を支配すると、最後はロペスが2本連続サービスエースを決めて締めくくり25-14でセットを奪いストレートで勝利を掴んだ。

試合後のティリ監督のコメント

写真:ティリ監督

今日の試合はスタートから勢いよく、全員で全力を出して戦いました。
私たちのプレーは安定していて、特にサーブが素晴らしかったです。
ただ、トーナメントを戦う我々にとって今日の試合は終わったことなので、ここからは明日勝つために全力で挑みます。
応援よろしくお願いします。

試合後のロペス選手のコメント

今日はとても大事な試合になりました!
チームのアグレッシブさを再確認できた試合になったと思います。
東京グレートベアーズとの前回の試合では少し変な空気となり、不安に感じたり、ネガティブになってしまっていましたが、今日は反対でチームが一丸となり、自分たちのリズムを保って試合に挑む事ができました!
勝利できてチームメイトと祝福したいです。
次の試合も集中して挑みたいです!
応援よろしくお願いします。