令和6年度天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド準決勝

1215日(日)14:00

Asueアリーナ大阪

大阪ブルテオン team 日本製鉄堺ブレイザーズ

3

  • 25-18
  • 25-19
  • 24-26
  • 25-21

1

試合詳細

写真:コートに集まる選手たち

令和6年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会の準決勝が12月15日(日)、Asueアリーナ大阪(大阪府大阪市)で開催され、大阪ブルテオン(以下、ブルテオン)は日本製鉄堺ブレイザーズと対戦した。

【第1セット】
序盤は西田のスパイク、ロペスのブロックで連続得点を奪うとロペスのサーブからディフェンスと攻撃が噛み合い6-2のリードを奪った。永露のディフェンスやジェスキーのブロックなどが決まり9-3として、相手がタイムアウト。
中盤もロペスを中心に攻撃を組み立てて順調に得点を重ねていき、西田も落ち着いてスパイクを決めて相手の追い上げを許さなかった。
終盤には西田のサーブから連続得点を奪い、終始ブルテオンのペースで試合を展開して、25-18でセットを先取した。

【第2セット】
序盤、落ち着いてサーブレシーブを返球して得点をあげていくが、サーブミスが続いてブレイクに繋げられず、相手にリードを許す展開となる。しかし西田のブロックや永露のサービスエースで8-8の同点に追いつくと、山本のディフェンスから永露がレシーブで繋ぎ、ロペスが強烈なスパイクでブロックアウトを奪い10-9の逆転に成功した。その後もディフェンスやブロックフォローで攻撃へと何度も繋ぎ得点を重ね、チャンスをものにしていくと山内のサービスエースが決まり17-14とする。
激しいラリーが続いてヒートアップする場面でも冷静に得点を重ねて相手の反撃を退けると、そのまま最後まで集中して戦い25-19でセットを連取した。

【第3セット】
序盤から安定したサイドアウトとパワーサーブや戦略的なサーブからブレイクを奪い、優位に試合を運んでいく。
相手のブロックに捕まり一時逆転を許すも、すぐさま立て直して10-9の逆転、ロペスがショートサーブでエースを決めて12-10でテクニカルタイムアウトを迎えた。そこから3連続失点で12-13の逆転を許すと、さらに相手の粘りからの攻撃を我慢しきれず14-18で苦しい展開となる。サイドアウトをロペスのバックアタックで切り抜けると、ロペス、西田の連続ブロックポイントで17-18の1点差に、続いてジェスキーがサーブで相手を崩して得点に繋げて18-18の同点に追いついた。
20-20で迎えた終盤には西田のサービスエースが決まる。リードしてマッチポイントを握ったがサイドアウトを切ることができず3連続失点、24-26でセットを落とした。

【第4セット】
勢いに乗った相手のリズムでスタートして連続失点、2-5と追いかける展開になるがロペスのサーブからプレッシャーをかけて山内のブロックやサービスエースで7-5の逆転に成功した。その後、エバデダンのブロックポイントなどで10-7、お互いに粘り合う白熱した展開となるがブルテオンがリードをキープしたままテクニカルタイムアウトを迎えた。
サイドアウトがうまく取れず、一時逆転を許す展開となるもロペスのサーブから連続得点を奪い逆転、サーブからのブロック&ディフェンスが噛み合い始め、ブルテオンのペースに引き込んでいった。
終盤も堅いブロックで隙を与えず得点を重ね、25-21でセットを奪い、2年連続の決勝進出を決めた。

令和6年度天皇杯決勝は12月22日(日)、Asueアリーナ大阪でサントリーサンバーズ大阪と対戦する。

試合後のティリ監督のコメント

写真:ティリ監督

まずはこの3連戦、疲労も溜まる中で選手達はしっかりと戦ってくれて勝つことができ、本当に嬉しいです。
相手は第3、4セットで非常に良いプレーをしていました。
しかし私たちは今日もサーブの調子が良く、スパイクも良かったと思います。
少し休んでから22日(日)の決勝戦のために準備していきます。
最後まで応援よろしくお願いいたします。

試合後の山本選手のコメント

決勝に進出できて非常に良かったと思います。
タフな試合でしたが、個々ではなくチームとして戦うことができたのが大きな勝因かなと考えています。
またしっかり休んで来週の優勝に向けて頑張りたいと思いますし、ファンの皆さんと喜びを分かち合えるように精一杯頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いいたします。
ありがとうございました!