2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN チャンピオンシップ セミファイナル GAME2

426日(土)13:05

home game

Asueアリーナ大阪

大阪ブルテオン team ジェイテクトSTINGS愛知

2

  • 16-25
  • 25-22
  • 25-15
  • 25-27
  • 12-15

3

試合詳細

写真:コートに集まる選手たち

2024-25大同生命SV.LEAGUE CHAMPIONSHIP セミファイナルGAME2が4月26日(土)にAsueアリーナ大阪 (大阪府大阪市) で開催され、大阪ブルテオン(以下、ブルテオン)はジェイテクトSTINGS愛知(レギュラーシーズン4位)と対戦した。
※CHAMPIONSHIPは、全て2戦先勝方式

【第1セット】
序盤からお互いにブロックとディフェンスから得点へと繋げる展開を作ると、西田のサービスエースなどで優位に試合を運んでいく。
その後もブロックフォローなどで粘りながらスパイクを決めて連続得点し、ジェスキーのサービスエースで10-6のリードを奪った。
しかし相手の粘りから切り返され連続失点、テクニカルタイムアウトを11-12で迎えるとサーブレシーブで乱されて、一気に点差を引き離される苦しい状況となり富田や甲斐がリズムを変えるべく出場した。
終盤は、甲斐がスパイクで奮闘するも16-25でセットを取られた。

【第2セット】
序盤は順調にサイドアウトを重ねるも、相手のディフェンスと切り返しに我慢することができずに先に連続失点を与えてしまう。
ジェスキーがきっちり得点を取ると、サーブでプレッシャーをかけて連続得点、10-9の逆転に成功した。
中盤は強烈なサーブで崩されて逆転を許すが西田のスパイクや山本を中心としたディフェンスが機能して得点、西田のサーブから得点を重ねて19-17とリードした。
また、ロペスのスパイクや、ジェスキーがサービスエースを決めて21-18の3点差リードで終盤を迎えた。
そのまま最後まで集中力を切らさず、25-22でセットを奪い返した。

【第3セット】
序盤からブロックと山本のディフェンスが光り、エバデダンやロペスの気持ちのこもったスパイクが決まり良いスタートを切る。
また、激しいラリーの攻防から得点をあげると、ジェスキーのサーブから連続得点を奪い10-6でリードして相手はタイムアウトを取った。
その後も西田が高いパフォーマンスを維持して得点、各選手が役割を全うしてリードを広げていったが、中盤早々にサーブとブロックでプレッシャーをかけられ、14-12の2点差となる。
もう一度ギアを上げたブルテオンは着実に得点を重ねると西田のブロックで19-13として終盤へと向かっていった。
西田の連続サービスエースや、スパイクで完全にコートを支配して25-15でセットを連取した。

【第4セット】
このセットも西田が得点の中心となり、チームを牽引していくと1点を争うシーソーゲームの展開が続いた。
流れを掴みたいブルテオンはロペスが2本連続でブロックを決めて12-9のリードを奪いテクニカルタイムアウトを迎えた。
中盤は相手の粘りに失点を重ねて15-15の同点に追いつかれるも持ち味のディフェンスや山内のクイックで流れを渡さずにプレーを続けた。
拮抗した試合展開の中、20-19の終盤に逆転され20-21とされタイムアウトを取る。
ここでセッター永露はロペスを選択してきっちり得点、ロペスのサーブからディフェンスしジェスキーが決めて23-22とすると、お互いに譲らずデュースの接戦へともつれ込んだ。
最後は、惜しくもサイドアウトで得点に繋げることができずに25-27でセットを取られた。

【第5セット】
あとが無いブルテオンは西田のスパイクとロペスのブロックで良いスタートをきり、西田のブロックで5-3のリードを奪うことに成功した。
しかしすぐに追いつかれ、どちらも一歩も引かない接戦の展開が続いた。
西田がサービスエースを決めて8-7の1点リードで半分を折り返すも、サイドアウトを取り切れず9-10の状況で終盤を迎えた。
1本のミスも許されない中、連続失点で11-14の絶体絶命の中、エバデダンがブロックを決めて反撃を試みるが追いつくことができず、12-15で大阪ブルテオンの敗戦が決まった。

大阪ブルテオンはセミファイナル0勝2敗となりこの結果を持ちまして、2024-25大同生命SV.LEAGUE年間順位は3位となりました。
シーズンを通して、たくさんのご声援をいただき誠にありがとうございました。

試合後のティリ監督のコメント

写真:ティリ監督

STINGS愛知さんは大事なところでの数点取る力が高かったと思います。
非常に素晴らしい試合で、お互いの数字もほとんど同じでした。
ここまで多くの努力と10ヶ月間必死に練習してきましたが、1、2点が取れず終わるのがスポーツの世界の厳しさだと思います。
しかし、ここまでやって来たことには誇りに思います。
STINGS愛知さんにはファイナルでも頑張っていただきたいです。
ファンの皆様、たくさんの応援ありがとうございました!

試合後の山内選手のコメント

昨日(セミファイナルGAME1)の悔しい敗戦から今日はチーム一丸で必ず勝利するつもりで戦いました。
第1セット取られて引きずらずにセットを奪い返すことができたのは良かったです。勝ちに繋がるポイントが試合の中でいくつもありましたが取り切れず、とても悔しく、それが課題でもあります。
各々、あの時こうしていればというところが今日の結果となり、我々の2024-25 SVリーグは終わってしまいましたが、アジアチャンピオンズリーグが今シーズンは残っているのでしっかり最後までチームとして戦っていきたいと思います。
そして長いリーグ戦、ここまでサポートしてくださった皆様ありがとうございました。
これからも大阪ブルテオンをよろしくお願いします。