AVC MEN’S CHAMPIONS LEAGUE JAPAN 2025 準決勝

517日(土)16:05

島津アリーナ京都

大阪ブルテオン team フーラード・シールジャーン・イラニアン
(イラン)

3

  • 25-19
  • 19-25
  • 25-18
  • 25-19

1

試合詳細

写真:集合写真

AVC MEN’S CHAMPIONS LEAGUE JAPAN 2025 準決勝が、島津アリーナ(京都府京都市)で開催され、大阪ブルテオン(以下、ブルテオン)はフーラード・シールジャーン・イラニアン(イラン)と対戦した。

【第1セット】
序盤は連続得点を許して追いかける展開となるがエバデダンのサーブからディフェンス、ロペスのスパイクなどで連続得点を奪いリズムを取り戻していった。
相手の高いブロックに捕まりながらも、ブルテオンはブロックでしっかりマークして得点に繋げて、ロペスのサーブから得点を重ねていく。
中盤にはエバデダンのブロックポイントで12-11とリードすると要所で西田がスパイクを決めて、17-13と4点差とした。
しかし相手も鋭いサーブで応戦し、17-16の1点差に迫られる。
高い集中力で戦うと好プレーが連発して永露のブロックやロペスのスパイクでリードを広げ、終盤には永露のサービスエースが飛び出して一気に勝負を決めて25-19でセットを先取した。

【第2セット】
序盤に相手の強力なサーブで連続エースが決まり、3-6のリードを許してタイムアウトを取る。
その後、粘り強いディフェンスから得点をあげると西田のサービスエースや相手のミスを誘い、徐々に点差を縮めていった。
しかし相手が高いブロックから確実に得点に繋げて攻撃を仕掛けてくると15-19の4点差を追いかける状況で終盤を向かえる。
ブルテオンは2枚替えで中村や西山を起用、甲斐がリリーフサーバーで出場するなど流れを変えようと試みるも19-25でセットを奪われた。

【第3セット】
序盤は相手の緩急のあるサーブをしっかり返球、ロペスが好プレーでチームを鼓舞して得点を決めていくと、リズムを掴んでいった。
西田のサービスエースやエバデダン、ロペスの連続ブロックが決まり12-7で中盤へと突入するとサイドアウトを取り、失点を最小限に抑えながら試合を進めていく。
西田のサービスエースで20-14とすると、富田にもサービスエースが飛び出してリードを広げ最後までロペスが攻撃で牽引して25-18でセットを奪い返した。

【第4セット】
序盤からお互いに点を取り合う気の抜けない展開となるがエバデダンのブロックで8-7、リベロ山本のディグから連続得点を生み出して9-7のリードを作った。
中盤もディフェンスの攻防が何度も続き、山内がクイックで相手を翻弄して点差をキープしたが、相手も食い下がり15-15の同点とされる。
ブルテオンは富田らのディフェンスから、ロペスが決めて再び17-15でリードを奪うと高い集中力を保ち20-17で終盤へ。
リベロ山本が守護神らしい完璧なディグでチームを救うとロペスがクロスに鋭いスパイクを撃ち抜いて得点を奪った。
そのまま攻めの姿勢を崩さず、最後はロペスが強烈なスパイクを叩き込んで25-19でセットを取り、セットカウント3-1で勝利を掴んだ。
また、この勝利により世界クラブ選手権の出場権を獲得した。

明日(5/18)、AVC MEN’S CHAMPIONS LEAGUE JAPAN 2025決勝は島津アリーナ(京都府京都市)でアル・ラーヤン(カタール)と対戦する。

試合後のティリ監督のコメント

写真:ティリ監督

世界クラブ選手権の切符を取れて非常に嬉しいです。
タフな相手で、厳しい試合になると予想をしていました。
私たちは何があっても粘り続けて、全員で取った勝利だと思います。
明日優勝するために精一杯頑張ります。
応援よろしくお願いします!

試合後の西田選手のコメント

非常にタフな試合を勝てたことはとても嬉しく思いますし、世界クラブ選手権の切符を取れたことも嬉しいです。
明日も一人一人が良いバレーを展開できるようにコンディションを作って最終戦に臨みたいと思います。
応援よろしくお願いします。