AVC MEN’S CHAMPIONS LEAGUE JAPAN 2025 決勝

518日(日)16:05

島津アリーナ京都

大阪ブルテオン team アル・ラーヤン(カタール)

0

  • 19-25
  • 22-25
  • 17-25

3

試合詳細

写真:集合写真

AVC MEN’S CHAMPIONS LEAGUE JAPAN 2025 決勝が、島津アリーナ(京都府京都市)で開催され、大阪ブルテオン(以下、ブルテオン)はアル・ラーヤン(カタール)と対戦した。

【第1セット】
序盤は相手のブロックと強力なサーブに苦戦し、2-6のリードを許す展開となりタイムアウト。
連続失点を抜け出すと、粘りからエバデダンのクイック、西田のサーブで崩して連続得点を奪い、6-8の2点差まで詰めよった。
しかし連携が噛み合わない場面が続いて再び点差を広げられると、ロペスに代わり大塚が出場して安定を図る。
ブルテオンは富田や西田のスパイクで積極的に攻撃を仕掛けて得点を重ねるも点差を引き離され、中村と西山を2枚替えで起用するなどした。
終盤に富田のサーブから連続得点で反撃するも19-25で第1セットを先取された。

【第2セット】
0-1の場面でセッター永露がプレー中に負傷して中村に交代、0-3とされる苦しい立ち上がりとなった。
中村が丁寧にトスを回して得点、少しずつリズムを掴むとロペスのブロックや山内のクイックで同点をキープしていく。
その後、富田のブロックが決まり逆転してシーソーゲームの展開が続き、ブロックとディフェンスが機能して富田のスパイク、エバデダンのブロックで12-10のリードを奪った。
しかし中盤にサーブで崩されて連続失点、14-16となり再び追いかける展開となる。
終盤に相手の猛攻を防ぎきれず、連続失点を許して18-21の窮地に立たされるが富田のブロックで2点差に迫ると、粘り強いディフェンスで相手にプレッシャーをかけるも22-25でセットを連取された。

【第3セット】
スタートから中村を起用、山内に代えて西川が出場する。
序盤にリズムを掴めず0-4からのスタートになると、ロペスに代えて大塚が出場した。
サーブで崩されて苦しい状況となるが、1点ずつ繋いで得点を重ねてチャンスを探っていく。
西川が緩急のあるサーブで連続得点を奪うなど、見せ場を作ると失点を最小限に抑えてエバデダンのクイックを中心とした攻撃も機能した。
また、大塚のスパイクやサーブで徐々に点差を詰めて西川のブロックで13-15の2点差とする。
中盤以降も相手の猛攻に耐えながら攻撃を展開していくが、最後まで勢いを止めることができず17-25でセットを奪われてストレートで敗戦となった。

この結果を持ちまして、AVC MEN’S CHAMPIONS LEAGUE JAPAN 2025は準優勝となり、世界クラブ選手権出場権を獲得いたしました。
大会を通して、たくさんのご声援をいただき誠にありがとうございました。

試合後のティリ監督のコメント

写真:ティリ監督

今日の試合はアル・ラーヤン(カタール)が素晴らしくて、何もできませんでした。
その中でも私たちは最後まで戦うことはできたと思います。
選手・スタッフの皆さん、本当に長いシーズンお疲れ様でした。
そして、今までありがとうございました!
ファンの皆様、たくさんのサポートありがとうございました。

試合後の山内選手のコメント

今日の試合は自分たちの中で戦えた部分もありましたが、個々の力は完全に相手が勝っていて私たちがより一つにまとまって戦わなくてはいけなかったのですが、相手の良いプレーが出て一方的にやられてしまいました。
第2セットを良い形で戦えるようになりましたが、第3セットもなかなかうまくいかないまま終わってしまい、本当に悔しい終わり方でした。
キャプテンとしてティリ監督をはじめ、引退・退団の選手、スタッフを優勝で次に送り出すことができなかったのは非常に悔しいです。
そしてファンの皆様にはたくさんサポートいただきとても力になりました。
ありがとうございました。