Panasonic ENERGY presents SV.LEAGUE World Tour 2025 in Thailand 第1日 第1試合
9月13日(土)13:00
ニミブットスタジアム(バンコク/タイ)
大阪ブルテオン | team | Diamond Food Fine Chef(タイ) |
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試合詳細

Panasonic ENERGY presents SV.LEAGUE World Tour 2025が9月13日(土)にニミブットスタジアム(バンコク)で開催され、大阪ブルテオン(以下、ブルテオン)はDiamond Food Fine Chef(タイ)と対戦した。
【第1セット】
1点目はサイドアウトを西田のフェイントで得点、その後は点を取り合う展開が続いたが、山内のブロックポイントで7-6のリードを奪うことに成功する。
しかし、相手のブロックとディフェンスに阻まれて再び接戦となり、大阪ブルテオンも仲本を中心としたディフェンスからプレッシャーをかけてリードをキープした。
また、西田のスパイクやブロックも決まり12-9としてセットの半分を折り返した。
その後もテンポ良く得点を重ねると、西田や山内のブロックが決まり連続得点。
一気に抜け出すかに思えたが、思うようにサイドアウトが決まらず苦しい展開が続いた。
そこからサムエルボ監督のタイムアウトでリズムを取り戻すと接戦のまま終盤へ。
相手の鋭いサーブにリベロの池城が対応して攻撃を展開するも22-25でセットを落とした。
【第2セット】
序盤からお互いに一歩も引かないサイドアウトの取り合いとなるが、西川のクイックなどでリズムを掴み、仲本のサーブから連続得点を奪い12-9とする。
しかし、第1セット同様に、波のあるプレーで連続失点を与えると、流れを変えるべく西田にボールを集めて得点、19-16のリードを力で奪い取り終盤を迎えた。
その後も西田の連続サービスエースや仲本のサーブで優位に試合を運んで、最後は中村のブロックが決まり25-18でセットを奪い返した。
【第3セット】
序盤は西田のサーブから山内がブロックを止めるなどスタートダッシュに成功するが相手もブロックで応戦して接戦の展開となる。
抜け出したいブルテオンは粘り強いディフェンスでラリーから得点へと繋げ、さらに西田のサービスエースで連続得点を奪い12-9とした。
セッターの中村は、西田を中心に試合を運ぶも、要所でクイックを使い続けてリズムを保ち、山内、西川が期待に応えて得点を重ねていった。
終盤の気の抜けない場面では、山内のブロックが決まるも、そのままセットを奪うことができずにデュースとなる。
この場面でも、西田が得点の中心となり得点し、苦しい場面を乗り越えてシーソーゲームの展開をブロックフォローなどから連続得点を奪って30-28でセットを連取した。
【第4セット】
序盤に西田のサーブから連続得点を奪いスタートダッシュに成功すると、優位に試合を運んでいく。
途中、仲本のブロックが決まり12-8で中盤を迎えると、お互いにディフェンスで粘り得点に繋げる展開となるも、ブルテオンがリードをキープする。
また、今村も積極的に攻撃に絡んで勢いに乗るも、終盤に差し掛かるところで相手のブロックに捕まり18-18の同点となりタイムアウト。
激しいラリーから仲本がブロックで得点して20-20、終盤は中村が西田にボールを集めて確実に得点、このセットもデュースの展開となるも、西川が速さのあるクイックで得点、最後の1点も西田がしっかり得点して27-25でセットを奪い、セットカウント3-1で勝利を掴んだ。
試合後のサムエルボ監督のコメント

まず今回の試合で言える事は、チームとしてのキャラクターを作っていくことが重要だと感じました。
チームとして絶対に諦めない。諦めちゃいけない。そういった面では皆しっかりやってくれていたと思います。
普通のスパイク1本でも、また状態が良くない時でも諦めずに粘る。最後の2セットではそういったチームのキャラクターが見えていたかなと思います。
そこは良い点でした。
技術面では、ブロック&ディフェンスを改善していきたいです。
今日の試合でもブロックの手を利用されてブロックアウトを取られた場面が多々ありました。そこは”今後無くしていかなければ”と思っています。
改善点はあれど、沢山の皆さまの前でこのような公式試合が出来ることを非常に光栄に思っています。
私が監督就任してからこのような試合の機会があまりなかったので、とても助かります。
また、タイのパナソニックの皆さまにチームをお見せできたこと、大変嬉しいです。
明日の東レ戦も是非お越しいただき、双方のチームとして非常に重要な繋がりや感情も含めて試合をご覧いただければと思います。