Panasonic ENERGY presents SV.LEAGUE World Tour 2025 in Thailand 第2日 第1試合

914日(日)13:00

ニミブットスタジアム(バンコク/タイ)

大阪ブルテオン team 東レアローズ静岡

3

  • 25-22
  • 27-25
  • 25-18

0

試合詳細

写真:コートに集まる選手たち

Panasonic ENERGY presents SV.LEAGUE World Tour 2025が9月14日(日)にニミブットスタジアム(バンコク)で開催され、大阪ブルテオン(以下、ブルテオン)は東レアローズ静岡と対戦した。

【第1セット】
序盤は西田のスパイクと山内のブロックで幸先の良いスタートを切ると、リバウンドやディフェンスで粘り、攻撃を展開する理想的な形を作って、流れを引き寄せた。
また、仲本の速い攻撃で得点して10-7のリードを奪うと、相手の強力なサーブに耐えながら点数を重ねていった。
途中サーブで崩されて13-13の同点とされるも、タイムアウトを取ってから再び安定したプレーを継続して連続得点を奪いリードを広げた。
20点を超えてからは西田のサービスエースも決まり、相手の反撃を退けてそのまま25-22でセットを奪った。

【第2セット】
負傷した今村に代わって清水が出場、サーブレシーブに西田が参加するなど特殊な布陣で戦った。また、山内が2本のブロックやサーブで連続得点に貢献してリズムを掴むと、接戦の展開に持ち込んだ。
その後、仲本のスパイクや西川のライン際ギリギリのサービスエースで14-12とすると、ディフェンスから切り返す攻撃や、山内のクイックが決まり優位に試合を運んでいった。
20点以降は、サーブで攻め込まれる場面があったものの西田のスパイクとサーブでねじ伏せてリードをキープ。
土壇場で逆転を許すも、最後まで粘りを見せて再び逆転、大事なポイントを西田が決めて27-25でセットを連取した。

【第3セット】
第3セットも清水がそのまま出場、西田がアウトサイドヒッターのポジションでサーブレシーブに積極的に参加した。
序盤から落ち着いたレセプションで、セッターの中村から安定した攻撃を組み立てていくと、9-5とリードを広げて相手のタイムアウトを引き出した。
その後も、戦略的なサーブで相手を崩してチャンスを増やし、連続得点を奪うと、ブロックとディフェンスのシステムがきっちり機能して、相手にプレッシャーをかけ続けることに成功、17-10で大きくリードを保った。
20-12で終盤を迎えてからも、西田のバックアタックや池城がディフェンスで活躍するなど見せ場をつくり、得点を積み重ねて25-18でセットを奪いセットカウント3-0のストレートで勝利を掴んだ。

試合後のサムエルボ監督のコメント

サムエルボ監督

本日3-0で勝てたことについては、昨日と比べて大きく一歩前進したと思います。
チームのブロック&ディフェンスも非常に良くなりました。

どんな試合にも戦意に火がつくサインってあるじゃないですか。
今日の全員のコート上での戦い方については、とても満足しています。
特に2セット目で西田がOHになり、通常とは違う形にはなりましたが、そのイレギュラーによって、さらに戦意に火が付いたように見えました。この状況を何とかしようとチーム全員で戦えた非常に重要な瞬間です。

今回の2試合、スポンサーの皆さま、タイのファンの皆さまに勝利する姿をお見せすることができて良かったです。

今回の試合での勝利を自信の糧にして、また枚方に戻ってからも、しっかりハードワークしていきたいと思います。
今日は皆、よくやってくれました。

試合後の山内選手のコメント

今日の試合はお互いベストなメンバーではなかったかもしれないですが、その中で力を最大限に発揮することができたと思います。
アクシデントもあり、西田がアウトサイドヒッターのポジションに入りましたが、自分たちの役割を状況によって変化させて、チーム全体でブロックシステムやディフェンスシステムを試すことができて非常に良かったですし、今日のような普段のポジション以外でプレーするシチュエーションが今後も出る可能性はゼロではないので、どんな状況でもチームで同じ方向を向く、勝ちに行くということが体現できた、面白く、楽しくプレーできた良い試合でした。