matchday programマッチデープログラム


パナソニック
パンサーズ
JTサンダーズ広島
home game 第25戦
2022.2.19[ sat ]
14:00~
home game 第26戦
2022.2.20[ sun ]
14:00~
必見! この試合の見どころ
- JTサンダーズ広島 予想スタメン
-
#6 エドガー・トーマス選手、#2 小野寺太志選手、#11 坂下純也選手、
#18 山本将平選手、#4 中島健太選手、#17 金子聖輝選手
(リベロ:#10 井上航選手(レセプション)、#15 唐川大志選手(ディグ))
みなさんこんにちは。アナリストの岩沢です。今週はJTサンダーズ広島(以下、JT広島)との対戦です。
JT広島の特徴はサーブでの前後の揺さぶりが多く、#6エドガー選手(オポジット)、#2小野寺選手(ミドルブロッカー)を中心にチーム全体のブロック能力が高く、ブロックタッチからトランジションへとつなぐことが多いところです。
JT広島の注目選手は#6エドガー選手、#11坂下選手(アウトサイドヒッター)、#17金子選手(セッター)です。
エドガー選手は、JT広島でのプレーが5シーズン目となる選手でチームからの信頼が厚く、パスが崩れた状況では前衛・後衛に関わらずトスが集まります。身長212cm、最高到達点360cmを誇る高さを持ち、ブロックの上からのスパイクを得意としています。
坂下選手は、在籍1年目の選手ですがプレーの安定感が非常に高く、攻守の両方でチームの軸となっています。身長181cmとスパイカーの中では小柄な選手ですが、ジャンプの滞空力もあり空中でのバランスがとても良く、速いトスを打つことを得意としており、ディフェンスからアタックまでの動きがとても速いため、パンサーズはブロックの完成を早くする必要があります。
金子選手は190cmの長身セッターで、ブロックやサーブの能力が高いことに加えツーアタックやスパイクも積極的に行います。#18山本選手が後衛時にパイプへの配球が少ないこと、トランジションアタックではエドガー選手に50%近くの配球があることが特徴です。
パンサーズは①エドガー選手・坂下選手に対してブロックとディフェンスの連携でトランジションアタックに繋げること。②トスが乱れた状況ではリバウンドやブロックアウトでの得点を狙って相手のブロックを機能させないこと。③サーブをアグレッシブに打つことでレシーバーへプレッシャーをかけることで勝利を手繰り寄せます。
今週も連勝して良い流れを持続したいと思いますので、パンサーズに熱い応援をよろしくお願いいたします!!
ティリ ロラン監督インタビュー

- ジェイテクト戦、1戦目は完勝。2戦目は接戦を制しこれで5連勝。1週空いて迎えるホームゲーム。
良い状態・雰囲気で臨めるのでは。 - ジェイテクト戦では良い試合ができましたが、もう忘れなければなりません。何故ならば次の試合に集中しないといけないですし、ファイナルステージ進出するには負けられない試合が続きます。練習ではJT広島戦に向けて強度の高い、ハイレベルな練習を行っています。チームは更に上達していると思っていますが、まだ満足はしていません。
- 新戦力もチームに溶け込み、上位を狙う準備が整いつつあるのでは。
- パス、トスの練習量を上げて上達していると思っています。パイプ攻撃、早いトス、ブロック、クロスからのスパイクを上げる練習を多く取り組んでいます。様々な挑戦をしていますが、対戦相手によって戦略は変えなければなりません。JT広島戦では相手がどう出てくるのか分かりませんが、試合をコントロールしたいと思います。
- 週末の試合に向けての意気込みを聞かせて下さい。
- JT広島は強く、クレバーなプレーをするチームです。小野寺選手は日本でもベストなミドルブロッカーで、エドガー選手という強いオポジットがいます。サイドへのトスも非常に速く、山本選手はサーブ、アタック、ブロックに関して上手いです。結果はわかりませんが、解決策を探しながら試合に臨みたいと思います。
#2 深津英臣選手インタビュー

- Vリーグ通算230試合出場によるVリーグ栄誉賞受賞達成が間近です。
- 230試合出場はパンサーズに加入してからの目標の1つでしたので、達成できる状況にあることは率直に嬉しいし、幸せです。
- 同郷の同期、渡辺選手が先に230試合達成。
- 渡辺選手とは高校からの付き合いなので。同じチームで、同期として長くプレーしているのはなかなか無いことなので、凄いことだと思います。
- ジェイテクト戦の初戦、サーブでしっかりプレッシャーをかけて3-0。狙いどおりで試合が出来た。
また2戦目は3-1。接戦を粘り強く制することができました。 - ジェイテクト戦はサーブとディフェンスが良かったと思います。2戦目は全てのセットで僅差、相手にクイックを使われてからリズムを崩しましたが、最後は立て直すことができました。攻める気持ちを強く持ち続けたことが勝因だと思います。しっかりチームの課題を見直してJT広島戦に臨む必要があると思いました。
- 新戦力もチームに溶け込み、上位争いは混戦を極めています。
- 大塚選手、エバデダン選手が即戦力として活躍することでチームに良い刺激を与えています。ベテランである僕たちも刺激をもらっていますし、彼らのパフォーマンスは良い影響を与えていると思っています。
- 週末の試合に向けての意気込みを聞かせて下さい。
- 現在JT広島は中位の順位にいますが、リーグ終盤にかけてチーム力が上がっていると感じています。上位の堺ブレイザーズに勝利し、先週のウルフドッグス名古屋戦は敗戦しましたが良い試合をしていました。勢いと力があるチームなので難しい試合になるはずですが、ホームゲームなのでどこが相手でも1戦1戦全力で戦うだけです。
#5 渡辺奏吾選手インタビュー

- Vリーグ通算230試合出場によりVリーグ栄誉賞受賞。
- 尊敬する先輩たちも通ってきた230試合。深津選手ももうすぐ達成します。ここまでやってきたことを嬉しく思うし、ファンの応援あってこそ。ありがたく感じています。
- 10年の現役生活の中でプレースタイルやバレーに対する考え方の変化は。
- パンサーズ加入後、さまざまな監督・コーチと出会いました。指導者によって「何が大事か」が異なり、勉強になりました。マウリシオ(2016-2020)がコーチの時は戦術、ルールを徹底することが大事で、ティリ監督であれば準備をすることが大事といった具合です。
- 次の目標は。
- 近年は準優勝が多く、優勝から遠のいていますし、敗戦も多いです。目の前の大会で優勝することが目標です。
- 今季はリリーフサーバーなど途中出場の機会が多いが。
- リリーフサーバーでもベンチに様々な選手がいます。ジャンプサーブでポイントを取って欲しいサーバーもいれば、僕のように特定の選手を狙い、プレッシャーをかけるサーブ、ディフェンスを期待されている選手もいます。どのようなプレーを望まれているのかを考えながらプレーしています。
- サーブをジャンプサーブからフローターサーブに変えました。
- 昨シーズンもフローターサーブを練習するタイミングがありました。今シーズンから練習試合でもフローターサーブを使って、効果率がジャンプサーブより良かったので、フローターサーブをメインにやっていこうと思いました。
- 大塚選手など途中加入選手がチームにフィット。上位を伺う準備が整いました。
- 若い選手が加入し、元気や勢いが出るプレーをしてくれています。この調子を継続してファイナルステージに向かって行きたいと思います。大塚選手はパンサーズジュニア時代の彼を知っているので、ここまで素晴らしい選手になって嬉しく思います。
- 週末の試合に向けての意気込みを聞かせて下さい。
- コロナの影響で順位の決め方がどうなるか分からないですし、中止された試合が今後どうなるかも状況によって変化していくと思います。全試合が大事になります。今は良い位置、順位にいるので、1戦1戦全力で戦いたいです。