matchday programマッチデープログラム


パナソニック
パンサーズ
堺ブレイザーズ
home game 第33戦
2023.3.18[ sat ]
14:00~
home game 第34戦
2023.3.19[ sun ]
14:00~
必見! この試合の見どころ
- 堺ブレイザーズ 予想スタメン
-
#13 バーノン エバンズ選手、#1 松本慶彦選手、#9 迫田郭志選手、#2 樋口裕希選手、
#7 出耒田敬選手、#17 深津旭弘選手、(リベロ:#20 山本智大選手)
みなさんこんにちは。アナリストの岩沢恭冴です。今週の対戦相手は堺ブレイザーズです。
堺ブレイザーズはサーブ・ブロック・ディフェンスに優れたチームで、現在リーグ4位に位置しており勝敗数(21勝11敗)ではパンサーズと並んでおります。#22赤星選手(セッター)や#23鵜野選手(アウトサイドヒッター)といったリリーフサーバーが均衡した局面で出場し、フローターサーブとジャンプサーブを織り交ぜながら効果的なサーブを打つことに加え、#20山本選手(リベロ)が相手のスパイクを粘り強くディフェンスをして流れを作ります。
中でも注目選手は#1松本選手(ミドルブロッカー)、#2樋口選手、#9迫田選手(ともにアウトサイドヒッター)です。
現在42歳、経験豊富な松本選手はブロック効果率が非常に高い選手です。トスがあがってからブロックまでの反応が速く、相手スパイクにタッチすることで味方の攻撃へとつなげます。また、スパイクではAクイック、Bクイック、Cクイックを状況に応じて使い分け、速いスイングで攻撃をしてきます。
樋口選手は年々サーブレシーブの技術が向上しており、特にオーバーハンドでのレシーブを得意としてサーブレシーブ成功率58.6%と高い数字を残しております。スパイクは肩を捻ってインナーコースへ打つことと高い打点からのプッシュを得意としており、またレシーブ後も積極的に攻撃参加してきます。ブロックでは手を前に出す意識が強く、簡単にブロックアウトをさせない選手でもあります。
迫田選手は183cmとスパイカーの中ではあまり身長が高くない選手ですが攻守のバランスが良く、チームのサーブレシーブを安定させると共にスパイクやサーブでの得点でもチームに貢献しています。特に今シーズンはサーブ効果率8.3%と調子が良く、コースを狙うことに加えジャンプサーブのモーションからフローター気味に回転をかけないようにするサーブを織り交ぜるなど、緩急をつけて効果的なサーブを打ってきます。
堺ブレイザーズの強みであるサーブとブロックを機能させないために、パンサーズは以下の戦術で戦います。
- ①サーブを打たれる前に、コミュニケーションによる連携を良くしてポイントさせないこと。
- ②パスが崩れた局面ではリバウンドを活用しながら、決め急がずに攻撃すること。
- ③レシーバーの左右前後にサーブを打つことで相手の攻撃にストレスをかけること。
今週より声出し応援が可能となったホームゲームです。ファンの皆様の応援をしっかり受け止めて、重要な2勝を掴み取るので応援よろしくお願いいたします。
ティリ ロラン監督インタビュー
すべてをコントロールすることが勝利のカギになる。

- 先週、リーグ首位のウルフドッグス名古屋(アウェイ)に連勝し、順位も3位に浮上。レベルの高い試合を連勝で終えてチームの雰囲気はいかがでしょうか。
- 先週の大事な試合で勝利したからこそ、我々がまだプレーオフ(ファイナルステージ)に行くチャンスがあります。残り4試合も重要な試合なので、同じような気持ちでゲームに入りたいです。プレッシャーもかかる試合なので、選手たちも重みを感じていると思います。
- 今週は、リーグ4位の堺ブレイザーズとの試合です。大阪同士のチームでもあり、ファイナルステージ進出に向けて勝利が必要となります。攻略のカギはどこにあると思いますか。
- サーブとブロックがとても良く、フィジカルが強いチームだと思います。我々は良いパスを返し、トスを速く、アタッカーのスイングを速くすることが必要です。もう一つ重要なのは相手のアタッカーをコントロールしながらプレーすることで、相手の軸であるアウトサイドヒッターとオポジットを攻略できればと考えています。ただ、ミドルブロッカーもたくさん攻撃で使うチームなので最終的にはすべてをコントロールする必要があります。
- ちょうど一カ月ぶりにパナソニックアリーナでの試合。京阪パートナーデーでのホームゲームです。
- ファンの皆さんの前でホームゲームをすることは楽しみです。パンサーズのメンバーは試合に集中して、ホームゲームだからと力まずに『勝つ』というメンタリティを強く持ってプレーして欲しいです。
二試合ともタフな試合になるので、ファンの皆さん、サポートしていただいている京阪グループさんなどたくさんの応援が必要です。 - 楽しみにしているファンに向けて意気込みをお聞かせください。
- ぜひパンサーズのホームゲームを見に来てください。
試合を見に来てから、桜を見に行ってください!
#15 大塚達宣選手インタビュー
闘志を全面に出して、大阪ダービーを勝ち取ります!

- 現在リーグ3位。チームの調子は上がっているように見えます。いかがですか?
- レギュラーラウンド終盤戦になり、ファイナルステージ(上位4チーム)に出場できるかどうかの土壇場に追い込まれてから、チームはもう一段階ギアを上げて戦えていると思います。
先週(ウルフドッグス名古屋戦)は良い流れで試合を展開できましたし、それをもう一度再現できるように自分たちでしっかり気持ちと身体を準備していきます。 - サーブ・ブロック・ディフェンスがチーム全体で機能し、良い流れを作っている感じがします。意識していることはありますか?
- 相手への対応はミーティングなどを重ねて、アナリストやスタッフの指示を頭に入れてプレーすることが大事だと考えています。あとは試合当日、自分たちのバレーボール、ベストパフォーマンスが発揮できるように準備するだけなので、そこを特に意識して試合に臨んでいます。
- 最後まで気が抜けない試合が続きます。堺ブレイザーズ戦に向けてパンサーズの必要なことは。
- サーブで崩して、ブロックとディフェンスで相手に気持ち良くプレーさせないことが大事ですし、パンサーズがそれをきっちりできている時は良い状態だと思います。
勝利するためにはサーブとブロックが特に重要になると思います。 - ファンに向けてのメッセージをお願いします。
- 今週の2戦もとても大事な試合になりますので、チーム全員で戦い抜きます。
また、相手は同じ大阪のチームということで、お互いのプライドがぶつかり合う熱い戦いになると思います。
絶対に勝つ!という気持ちを持って、闘志を全面に出して大阪ダービーを勝ち取ります!
皆さんご声援よろしくお願いします!
#23 エバデダン ラリー選手
昨シーズンから比べて、一番手ごたえを感じているのはブロック!

- チームに合流して約2ヶ月が経ちます。個人の調子はいかがですか?
- 非常に良い環境でプレーさせてもらっているので、コンディションは良い状態を保つことができています。特に身体の面ではトレーナーからアドバイスをいただきながら知識を吸収することができていて、ベストな状態で試合に臨むためにはどうすればいいかを常に考えながら日々過ごしています。
- 昨シーズン(大学3年生)の時と比べて、ブロック・アタックともにもう一段階レベルアップしたような印象があります。実際に戦っていて手ごたえはありますか。
- 昨シーズンから比べて一番手ごたえを感じているのはブロックです。大学では卒業論文でブロックについての研究をしたので、それが活かされていると思います。研究を始めてからブロックの手の出し方については、大学でも積極的に実践して結果が出ましたし、これからもっとブロック本数を増やせるように頑張ります。
スパイクは、昨年夏に日本代表を経験して色々な技術を学びました。相手ブロッカーが嫌がるようなプレーをするために常に動き回って、空中で相手を翻弄できるように改善していくことで決定率も上がり自信にもなりました。可能性が広がったと思います。 - 堺ブレイザーズ戦の勝利に向けて必要なポイントは?
- 先週のウルフドッグス名古屋戦でチーム全員が感じているとは思いますが、1つ目はサーブでいかに攻めるか、継続してミスなく攻め続けられるかだと思っています。2つ目は自分たちのスパイクのブロックフォローをいかにできるかだと思います。
とにかく自分たちのミスによる失点を減らすことがポイントになると思います。 - ホームゲームでの、ファンに向けてのメッセージをお聞かせください。
- 個人的にまだまだ未熟だとは思いますが、勝利を掴むために#15大塚君と元気よく走り回りますので応援よろしくお願いします。温かい目で見守ってください!
ファイナルステージ出場に向けてチーム一丸で頑張ります。一緒に戦いましょう!