matchday programマッチデープログラム


パナソニック
パンサーズ
東レアローズ
home game
2023.10.28[ sat ]
14:05~
home game
2023.10.29[ sun ]
14:05~
必見! この試合の見どころ
- 東レアローズ 予想スタメン
-
#14 パダル・クリスティアン選手、#2 髙橋健太郎選手、#9 富田将馬選手、
#10 重藤トビアス赳選手、#1 難波尭弘選手、#4 酒井啓輔選手、
(リベロ:レセプション #3 山口拓海、ディグ #6 渡辺俊介選手)
みなさんこんにちは、アナリストの岩沢恭冴です。今シーズンのホームゲーム開幕戦は東レアローズです。
東レアローズはミドルブロッカーの層が厚く、高いブロック力とサーブでの得点力があるチームで(昨シーズン:サーブ得点数第1位)、身長202cm大型アウトサイドヒッターの#11徐克選手、4年ぶりにリベロの#6渡辺選手が加入するなど昨シーズンよりもさらに攻守の強化をしています。
注目選手は#2髙橋選手(ミドルブロッカー)、#4酒井選手(セッター)、#10重藤選手(アウトサイドヒッター)です。
髙橋選手は圧倒的な高さとスパイクに力負けしない固いブロックを武器として2年連続でブロック賞を獲得しており、クイックに対するコミットブロックは特に注意です。アタックではAクイックを得意として、ブロッカーを見ながらブロックがない場合は鋭い角度で叩きつけ、ブロッカーがいる場合にはブロッカーの上から長いコースへと攻めてきます。
酒井選手はAクイックを中心としたコンビネーションで組み立てが上手いセッターで、今シーズンはパダル選手(オポジット)を頼りつつもパイプ攻撃を絡めた真ん中ゾーンへの配球が増えております。また、ターゲットを狙い澄ましたフローターサーブで高いブレイク力がある点も特徴です。
重藤選手はルーキーながらスターティングメンバーとして開幕から活躍しており、早稲田大学時代はパンサーズ大塚選手と共にチームを牽引していました。球速の速いジャンプサーブを得意として、高い打点(最高到達点340cm)からのアタックはサーブ同様に速いボールを打ってくるため脅威です。
パンサーズは東レアローズに対してこれらの戦術で戦います。
- ①パンサーズはメンバー全員が揃ってからの期間がまだ短いため、積極的にコミュニケーションを交わすこと。
- ②相手のアウトサイドヒッターへ、サーブでプレッシャーをかけること。
- ③レセプションをアタックライン内に返球する事でコンビネーション攻撃ができる局面を増やし、相手ミドルブロッカーに対してブロックしにくい状況をつくること。
満員のホーム パナソニックアリーナで、ファンの皆様へ必ず勝利をお届けします!
今シーズンも応援よろしくお願いいたします!!
ティリ ロラン監督インタビュー
チームづくりの真っ最中。成長していくパンサーズをみてください!

- 2023-24シーズンがスタートしました。初戦の東京グレートベアーズの試合を振り返っていかがでしたか?
- ようやくスタートしました。
まだチームを作っている最中なので、この2試合をベースとしてチームをさらに強くするために何をしなければならないかを探しながら、今後成長していきたいです。 - 日本代表選手、ジェスキー選手の合流がシーズン直前でした。代表の各選手について状態はいかがでしょうか。
- セッターとアタッカーの関係性はまだ完璧ではないです。それは時間がかかることで、アタッカーもセッター3人(深津、新、中村)とコンビネーションを合わせる必要があるので難しいです。しかし、代表で戦っていた選手は技術が高いので、早く連携を作ることができると思います。
もう一つ難しいのはリベロとの関係性です。どこまでの範囲を取るのかなど、お互いに分かり合うのは時間が必要です。 - 今シーズンの目標は。
- もちろんベストな結果を出すことが目標ですし、天皇杯含めてチャンピオンになることが目標です。
若い選手が非常に多いチームなので今シーズンは新しいチームになると思います。 - ホーム開幕戦の東レアローズ戦の戦い方やテーマは。
- 東レアローズのスパイク、ブロック、サーブの質は非常に良いので、難しい試合になると思います。一番大事なのは『パスが安定すること』、『一本で決まらなくても我慢してプレーを続けること』です。
できる限り相手のミドルブロッカーをコントロールして抑えることを意識したいです。 - ホーム開幕戦 ファンに向けてメッセージをお願いします。
- 勝つためには皆さんサポートが必要です。私たちの戦う姿を見てほしいです。ぜひ応援に来てください!
そして、カッコいい選手の写真をたくさん撮ってください!
#10 山内晶大キャプテン
チーム一丸となって戦うことが重要

- キャプテン就任3年目、アウェイでの開幕も連勝でスタートしました。
- 就任3年目ですが今まで通りやっていきたいですし、中心となってチームをまとめたいと思っています。
開幕戦は新加入3選手がスタートから出場する中での不安もありましたが、両日ともにストレートで勝利することができ、プレーの課題も見つかったので今週末の試合に向けて良い準備をしていきたいです。 - シーズン直前まで日本代表選手としての経験を、チームにどのように活かしたいですか?
- 練習から常にハードワークで厳しい状況に置くことで、試合でもあらゆる場面で本来の力が出せると思います。五輪予選というプレッシャーの中での試合を乗り越えたことで、苦しい時でも修正できる力、チームが一つになることを経験できました。
そういったところをリーグに活かしていければと考えています。 - 今シーズンの王座奪回に向けて必要なことは?
- 個々の能力は非常に高いのですが、それだけでは勝つことができないということも五輪予選で経験したので、チーム一丸となって戦うことが重要だと思います。
チーム力を向上させてパフォーマンスを発揮できるかが優勝への道のりのカギになると思います。 - 東レアローズ戦の勝利に向けて必要なことは。
- 得点を決めて盛り上がってリズムを作るチームなので、相手に思ったようなバレーをさせないように、リズムを作らせないようにすることが必要です。
相手のミドルブロッカーは非常に強力なので、ブロックで止められるのではなく何度も攻撃を組み立て、ブロックアウトなどで1点をどん欲に取ることが大事だと思います。
また、相手のオポジットは得点力があるのでそこでパンサーズがブロックタッチやディフェンスで簡単に決めさせないことが重要だと思っています。 - ホーム開幕戦を楽しみにしているファンの皆さんに向けて。
- 今シーズンはバレーボールへの注目が集まっている中で、期待してくださっている方々がたくさんいます。自分たちも最高のパフォーマンスでバレーボールの魅力を発信できればと思います。
会場でお待ちしています。
#15 大塚達宣選手インタビュー
受け身にならずに攻めていく

- パンサーズに入団し3シーズン目を迎えます。今シーズンは開幕から合流していますが、いかがでしょうか。
- やっとこのチームでシーズンの最初からできることにワクワクしています。
だからこそ、これまでの2シーズンとは違うフレッシュな気持ちで新人らしく声を出していきたいです。
また、コートに立ったときはチームを自分が引っ張って勝利に導く選手になりたいと思っています。 - 新戦力も充実し、チームの雰囲気・状況はどうですか?
- 今シーズンはみんなが揃って練習する期間が短かったチームなので、普段の練習からコミュニケーションを取る意識が高いです。日本代表に行っていた選手、夏にパンサーズで練習していた選手がお互いにたくさんの試合と経験を積み、自信を持ってプレーができているので、とても良い雰囲気で練習ができていると思います。
- ホーム開幕戦、注目して欲しいポイントは?
- メンバーが変わってもパンサーズのバレーは変わらないですし、ティリ監督のバレーもみんなが理解して動けていると思います。みんなで一戦一戦を勝ち取るバレーを体現していきたいと思いますし、長いシーズンは全員で戦わないと乗り越えることはできないので、全員で一つになって向かっていく姿を見てほしいです。
- 東レアローズの印象はいかがですか。
- 東レアローズはブロックが良いチームという印象です。それに対して自分たちがどうやって点を取るか、相手に攻撃をさせないために自分たちがサーブでプレッシャーをかける必要があると思います。相手も雰囲気が良いチームなので勢いを出して向かってくると思うので受け身にならずに攻めていきたいです。
- ホーム開幕戦に向けてファンにメッセージを。
- 今週はホームでの開幕戦で楽しみです。
長いシーズンが始まったということで、今シーズンもファンの皆さんにパンサーズの背中を押してもらって力に変えて戦っていきます。
一緒に戦いましょう!