2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN マッチデープログラムVol.1

必見! この試合の見どころ

広島サンダーズ 予想スタメン
#19 フェリペ・モレイレ・ロケ選手、#1 安永 拓弥選手、#2 オレオル・カメホ・ドルーシー選手、
#7 新井 雄大選手、#4 三輪 大将選手、#6 前田 一誠選手、(リベロ:#15 唐川 大志選手)

みなさんこんにちは。アナリストの岩沢恭冴です。2024-25 大同生命SV.LEAGUEホーム初戦は広島サンダーズとの対戦です。

今シーズンより外国籍2選手がコートでプレーできるようになり、各クラブの攻撃力が高まりより迫力のある試合が展開されています。広島サンダーズはキューバより#2カメホ選手(アウトサイドヒッター)、ブラジルから#19ロケ選手(オポジット)が加入。サーブとブロックに強みがあり、サーブ効果率は11.7%とリーグトップの数字です。

広島サンダーズの注目選手は#2カメホ選手、#7新井選手(アウトサイドヒッター)、#19ロケ選手です。

カメホ選手は身長207cmのアウトサイドヒッターで最高到達点360cmあり、ブロックの上から長いコースへスパイクを打ちます。後衛からのパイプ攻撃の打数は少なく、前衛にいる時にパスの状況に関わらずトスが集まります。レセプションではオーバーハンドを積極的に使用し、長身を活かしてコート前方に構えてフローターサーブの変化が大きくなる前にレセプションを行います。

新井選手は跳躍力のある選手で188cmの身長で350cmの最高到達点があります。高さを活かしたスパイクを特徴に持つ選手でしたが、最近は軟打をブロックに当てることや空いているところに打つことが増えています。サーブは効果率が高く、打つ位置を変えながらショートサーブと強打のサーブを織り交ぜてきます。

ロケ選手は212cmの左利きオポジット。363cmの最高到達点がありスパイクはブロックの上や脇からハードヒットする選手で軟打の少ない選手です。サーブに特に注意が必要でサイドライン側の際どいコースに真っすぐ打たれるサーブでの得点を許さないことが求められます。また、ブロックではクイックとサイド攻撃の両方に対してマークが厚い選手でブロックでの得点力もあります。

伊藤健士コーチのコメント

広島サンダーズのハビエル監督は、2024パリ五輪で男子アメリカ代表コーチとして銅メダルを獲得している世界的に有名な指導者です。彼がどんな指示を誰に出しているのか、何に喜び、何に怒っているのか見てみるのもゲームを理解するのに面白いかなと思います。

監督、選手のインタビュー

ティリ ロラン監督

チームパフォーマンスの安定性が重要。

写真:ティリ監督
2024-25シーズンがスタートしました。
サントリーサンバーズ大阪とのオープニングマッチを振り返って。
SV.LEAGUEの各チームのレベルが上がっているので毎週末の試合は大変になると思いますし、どこに落とし穴があるかはわからないです。また、勝つためには相手チームより良いコンディションを維持しなければならないのでそこが重要になります。
この2試合を通してブルテオンが今どの立ち位置にいるのか、何を改善すべきかがわかったので、非常に良かったと思います。
これから目指すところはチームパフォーマンスの安定性です。
良い状態、悪い状態の波がないようにしたいと思っています。
伊藤健士コーチが新しく加入、永野健コーチは今シーズンから就任しました。
実際に2試合戦った感想や今後期待していることは?
2試合だけではありますが、経験の豊富な二人が入ったことにより色々なアイデアを提供してくれます。
その出してもらったアイデアの中でよりベストな選択をすることを考えています。
そこが彼らを活かす良いところだと思います。
ホーム開幕は広島サンダーズとの試合。新加入選手や監督が代わりまた違ったチームになっているかと思いますが、戦い方やテーマを教えてください。
昨シーズンも良いチームでしたが、新たな戦力が加わってさらにフィジカル面(特に高さ)での強さを感じます。特徴的なのはサーブ&ブロックを重要視しているところです。さらにハイボールからの攻撃を中心に攻めてくるでしょう。
フィジカル面で長けているチームと対戦するときにはディフェンス、パス、スパイクのスキルがより要求されますし、忍耐強く戦うことが求められると思います。
そういったチームとの対戦では、強い意志で試合に臨まなければなりません。
待ちに待ったホーム開幕戦!
楽しみにしているブルテオンファンに向けてメッセージをお願いします。
新たな大阪ブルテオンのホームゲームとして、記念すべき最初の試合になります。
また新しい選手も加入し、新しいことが多いですが大阪ブルテオンは常に高い志を持って試合に臨んでいます。
勝利を掴むためにもぜひアリーナに来ていただき、応援してくださると嬉しいです。

#10 山内晶大キャプテン

ともにホームゲーム勝利を!

写真:山内選手
2024-25リーグ開幕を連勝でスタートしました。
2連戦を終えてのチームの手ごたえはいかがでしょうか。
不安な部分もありましたが、いざ始まるとオープニングマッチ(GAME1)やGAME2は自分たちの持ち味を活かした良いプレーが多くありました。オープニングマッチについては試合を優位に運ぶことができましたし(セットカウント3-0で勝利)、GAME2は相手も分析してきていたので苦戦した部分はありましたが、控えの選手も出場し良い仕事をしてチーム一丸で勝てたことは良かったです。
今後の自信にもなった重要な2試合だと思います。
キャプテン4シーズン目、日本代表としてパリ五輪を戦い、その経験は活きていますか。
リーグ戦もですが、それまでの遠征での調整や考え方はキャプテン4シーズン目で柔軟に対応できていると思います。また、選手みんなの意見を聞きながら、監督やスタッフとのコミュニケーションを通して良い関係を保つことができていて、ティリ監督の理想のプレーを全員が遂行できていると思います。
パリ2024五輪では悔しい結果となりましたが、自分たちでしか経験できなかったことですし、あと1点の重みをより知ることができました。
いかなる場面で、何点差があったとしてもゲームセットまでは気が抜けないですし、最後の笛が鳴るまで点数を取りに行く、相手のミスを待たないという意識が強くなっています。
広島サンダーズの印象は?
昨シーズンも攻撃力があるチームでしたが、今シーズンはアウトサイドヒッターやオポジットの選手が新しく加入してより高さも攻撃力もアップしています。我々の武器であるサーブを活かして相手に思い通りの攻撃をさせないことが自分たちのやりたいバレーができると思うので、しっかり意識して優位に試合を進めたいです。
SV.LEAGUE初代チャンピオンに向けて重要なことは?
試合数が多いですし、長期間のリーグ戦なので常に同じ選手だったり、良いコンディションを常に保つことは難しいと思います。ご存じの通り控えの選手も含めて大阪ブルテオンのメンバーなので、いかに選手層を厚く戦っていけるかが、初代チャンピオンのカギになると思います。
また、練習の質がとても大事になります。よりクオリティの高い練習を追い求めていけば試合でも全員が良いパフォーマンスを発揮できるので、優勝の可能性がグッと近づくと思っています。
ホーム開幕戦、注目して欲しいポイントは?ブルテオンファンにメッセージを。
自分たちのホームゲームでしか味わえない演出や、バレーボール以外のところでも楽しんでいただければと思います。たくさんのファンの皆さんが来てくださると思うので声援を力に変えて、みんなでホームゲーム1勝を掴み取りたいです。
また、配信でも試合を観れるので、そちらからもぜひ応援よろしくお願いします!

広島サンダーズとの過去の対戦成績

2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN

2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN

2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN

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