2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN マッチデープログラムVol.5

必見! この試合の見どころ

ヴォレアス北海道 予想スタメン
#14 張 育陞選手、#4 タンメマー ティモ選手、#22 鍬田 憲伸選手、
#9 池田 幸太選手、#34 三好 佳介選手、#6 山岸 隼選手
(リベロ:#11 外崎 航平選手)

みなさんこんにちは。アナリストの岩沢 恭冴です。今週末はヴォレアス北海道との対戦です。

ヴォレアス北海道の特徴は#9池田選手(アウトサイドヒッター)、#11外崎選手(リベロ)、#22鍬田選手(アウトサイドヒッター)を中心にサーブレシーブが安定しているところで、チームでの成功率46.4%で現在リーグ1位になっています。また、ジャンプサーブやハイブリッドサーブといった強力なサーブを持つ選手が多く、リスクを負ったサーブで攻めてくるため注意が必要です。

ヴォレアス北海道の注目選手は#4タンメマー選手(ミドルブロッカー)、#6山岸選手(セッター)、#9池田選手です。
タンメマー選手はエストニア出身の205cmのミドルブロッカーで、ブロックの上から打つAクイックを得意としており、57.3%と高いアタック決定率を誇ります。
ブロックでは長身を活かしてトスがあがってからの反応でも素早く完成させることができるため、タッチ数が多く1セットあたりの決定本数は0.46本とリーグ内でもトップクラスのブロック力を持ちます。

山岸選手は186cmの長身セッターで、Aクイックをベースとしたコンビを中心に組み立て、良いパスが返球された時には積極的にクイックを使用する特徴があります。
ツーアタックやハイブリッドサーブで自ら得点を狙うセッターであり、サーブでは10.6%の効果率があります。

池田選手は180cmと小柄ながらジャンプ力に優れ、肩も強いパワフルなアウトサイドヒッターで、攻守でチームを支える選手です。
指の力が強くオーバーハンドパスでのサーブレシーブを得意としており、サーブレシーブ成功率47.2%でリーグ7位に位置しています。
また、サーブレシーブをしてからのアタック打数も多い特徴があります。
サーブではフローターサーブとハイブリッドサーブを織り交ぜており、ジャンプサーバーに引けをとらない12.1%の効果率があります。

伊藤 健士コーチのコメント

私は1mくらいの台があれば、それに乗って台上の日本代表になれると自負していますが、そんな私のハイブリッドサーブを山本選手や富田選手は簡単に返してしまいます。ヴォレアス北海道は強いサーブを打ってくるチームですが、ブルテオンのパサー達も鍛錬を重ねていますので、きっと耐えてくれると思います!サーブとパスの戦いにも注目してみてください。

監督、選手のインタビュー

ロラン ティリ監督

2024年を笑顔で終えるために

写真:ティリ監督
天皇杯では惜しくも準優勝となりました。常勝を求められる大阪ブルテオンとしては課題が残る内容となりましたが、次のリーグ戦でのリベンジを期待しているファンはたくさんいます。
まずは決勝に進む、そして優勝を狙う、ということが天皇杯の目標でしたが、決勝でストレートで敗れてしまったことが非常に悔しいですしフラストレーションが残っています。負けることは決して悪いことではありませんが、決勝での負け方が良くなかったので本当に残念です。あの試合は本当に何もできていなくて、やること全てが悪い方向に行ってしまい、どうしようもできませんでした。おそらく私たちは「楽しむこと」を忘れて「勝つこと」しか考えられていなかった。現時点ではサントリーの方が私たちより上にいると思います。
今週末からリーグが再開して休みなく試合が続いていきます。ここからチーム力がさらに試されてくると思いますがいかがでしょうか。
天皇杯での苦い敗戦がありましたが、ここからまたファンの皆さんの前でプレーできることが非常に嬉しいですし、そのファンの皆さんの前でどうプレーするのか、しっかり全員で乗り越えていく姿を見せたいです。そこからまた新たなステップアップをしていきたいと思っています。
今週末はヴォレアス北海道戦です。前回のアウェイ戦では相手にリズムを掴まれて崩される場面もありましたがどのように戦っていきますか。
前回は2連勝しましたが、競った場面もあったので今回も難しい試合になると予想しています。ヴォレアス北海道は特にサーブが素晴らしいチームだと思っていますが、スパイクに関してもとてもテンポが速いので、自分たちのペースに持ち込み、いかに試合をコントロールするかが勝利への鍵になってくると思います。
2024年最後のパナソニックアリーナでのホームゲームです。熱い試合を楽しみにしているファンの皆さんへ向けてメッセージをお願いします。
メリークリスマス。皆さん、年内最後の試合を楽しみましょう。皆さんと一緒に2024年を笑顔で終えられるよう頑張りたいと思います。

#23 エバデダン ラリー選手

磨いてきたスパイクとブロックを武器に

写真:ラリー選手
天皇杯では惜しくも準優勝となりました。自身のプレー含めて振り返ってみていかがでしょうか。
まずブロック、スパイク、サーブと全体的に良い手応えがなく、上手くいってなかったと思います。例えば決勝の1セット目はスパイクが全部相手のブロックに捕まってしまい、あまり貢献できなかった印象がありますが、それはコンビの精度というより自分のスパイクの入りが良くなかったなと感じています。そこは個人的に修正できる部分なので今週末に向けてしっかり準備していきたいです。
今週の練習が再開してチームの状況はいかがでしょうか。
まずは先週の負けを引きずらないこと。各々の選手がやるべきことを分かっているのでそこは個人での修正をしっかり行っています。ティリ監督の今週末の試合からファイナルに向けての気合いも伝わってきているので、僕らはちゃんとそれに乗っかっていきたいと思っています。
リーグ戦ではここまで全試合スタメン出場。アタック決定率もチームでトップの61.3%をキープしています。
昨シーズンはパフォーマンスの波があったせいか全試合スタメン出場はなかったのですが、今シーズンは特にスパイクの幅が広がったことと、セッターの永露さんとのコンビが合っているなと感じています。永露さんとは2年前の代表でも合わせていて「久しぶり!」みたいな安心感がありますし、よく会話もできているので、もともとスパイクは得意でしたがそこは強みかなと思っています。
ブロック部門でもチーム1位の31得点を決めています。これまでとは違う手応えはありますか。
リーグ戦に関してはありますね。昨シーズンはブロックであまり結果を残せていなかったので、夏場に意識して練習していました。練習の成果が出ていると思うと嬉しいですね。
今週末はヴォレアス北海道戦です。1度アウェイで対戦していますが、相手の印象や勝利するために必要なことを教えてください。
特にオポジットの選手が積極的に攻めてくるので、そこに対してストレスを感じることなくきちんと対応していけるかが大事になってくると思います。こちらがやりたいことはミーティングなどで明確にしているので、そこを活かして相手を押していけるよう、常に油断せず試合に挑みたいと思います。
年内最後のホームゲームでの勝利を期待しているファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。
年内最後の試合ということで、勝利して気持ちよく新年を迎えられるように皆さんと一緒に戦っていきたいです。応援よろしくお願いします!

ヴォレアス北海道との過去の対戦成績

2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN

2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN

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