matchday programマッチデープログラム

必見! この試合の見どころ
- サントリーサンバーズ大阪 予想スタメン
- #13 ドミトリー・ムセルスキー選手、#2 佐藤 謙次選手、#12 髙橋 藍選手、
#7 デアルマス アライン選手、#14 鬼木 錬選手、⑨大宅 真樹選手、
(リベロ: #8 藤中 颯志選手)
みなさんこんにちは。アナリストの岩沢恭冴です。今週の対戦相手はサントリーサンバーズ大阪(以下、サントリー)です。
サントリーはアタック決定率(53.8%)と1セットあたりのブロック決定本数(2.11本)が現在リーグ1位で、非常に高い得点力を持つチームです。予想スタメンの全員がアタック決定率50%を超えており、どこにトスがあがっても決定力があるため全員に対して注意が必要です。またブロックについてはチーム全体でのブロック参加意識が高く、クイックやパイプ攻撃に対しても2枚以上でブロックを行うケースが多いため、ブロック参加枚数を減らせるかが重要になります。
サントリーの注目選手は#9 大宅選手、# 11 アレクサンデル・シリフカ選手、#14 鬼木選手です。
大宅選手は177cmのセッターでジャンプサーブと同じモーションからのフローターサーブを打つ選手です。サントリーのアタック決定率を支えるプレイヤーで配球の特徴はクイックとパイプが多く、サイドアウト時とラリー中のどちらでも真ん中からの攻撃を仕掛けてきます。また、終盤にムセルスキー選手にトスを集めつつもクイックを積極的に使用します。
シリフカ選手はポーランド出身の196cmのアウトサイドヒッターで、アウトサイドヒッターとしては珍しい左利きの選手です。軟打と強打の使い分けが上手くブロックを見ながらのアタックが得意で、ライン側とクロス側のどちらへもブロックを避けながら打つこととができます。現在のアタック決定率は55.1%で#7 アライン選手、#12 髙橋選手と代わりながらチームに貢献しています。
鬼木選手は204cmのミドルブロッカーでAクイックを得意としており、今シーズンはパスがずれた状況で攻撃する機会が増えたにも関わらず57.2%の決定率を残しています。サーブは浅いコースへのフローターサーブを得意としていて、ミドルブロッカーやオポジットに対してプレッシャーをかけてきます。
山口 裕太郎 コーチのコメント
非常に高さのある相手との1戦です。
1mの台があれば台上の日本代表になれると噂の伊藤ヘッドコーチ代行に対抗し、私は台の上にさらに台を乗せ、より高みを目指してきました。
白澤コーチは肘、永野コーチは胸、伊藤さんは…とても強靭…。コーチ陣の身体の破壊具合に反して、選手のレシーブ力は爆上がり。今週もバッチグーです。
サーブやスパイクは、“高いところから打たれる”ことで、ボールの前後の見極めがとても難しくなります。高い打点から突然前に打たれる相手のサーブをどう攻略するかがひとつの鍵です。「前!」とか言ってもらえると助かります。
監督、選手のインタビュー
伊藤 健士 ヘッドコーチ代行
この先を見据えても非常に大事な試合になる

- リーグ戦40試合を終えて35勝5敗で首位をキープ。今週末の試合はレギュラーシーズンでの優勝も懸かった大事な試合となります。今の心境や、チーム状況はいかがですか。
- 先週のWD名古屋戦での2勝は非常に大きく、タフな試合を制しメンタル面で張り詰めたものが少し解放された感じはありますが、今週末は前節で2敗したサントリーとの試合です。レギュラーシーズン最後の順位がかかっていますし、この先を見据えても非常に大事な試合になると我々は捉えていて、みんなチャレンジングな気持ちで準備しています。
- アウェイでの第20節STINGS愛知戦、第21節WD名古屋戦で激闘を乗り越えて勝利を掴んだことでまたチームが大きくなったように思いますがいかがでしょうか。
- メンバーを交代しながらなんとか戦いを制したという意味では、交代で入った選手や先週末に初めてスタートから出場した甲斐優斗選手の活躍など、選手の層が厚くなっているなと感じています。特に3月は、まだまだ成長できるからチャレンジングな月にしようということで「チームの進化」というテーマを掲げて臨みましたが、その成果が出たのかなと思いますし、タフなアウェイゲームを制したことでチームが底上げされ士気が上がっていると実感しています。
- 今週末の対戦相手は、現在2位につけているサントリーです。
前回の対戦での反省を活かし、勝利するためには何がカギになってくるか教えてください。 - 前回は、髙橋藍選手がサーブの時に、相手の強力なブロッカーが揃っていることも相まってブレイクを多く与えてしまいました。ここでいかに早くサイドアウトを取れるかが試合の展開を左右する大きなポイントになると思うので、練習やミーティングでも細かいところを確認しています。それを実際の試合で、選手たちの力を信じてサイドアウトを取りきるというのが一番大事になってくると思っています。
- 今週末はBリーグ「大阪エヴェッサ」との共創開催です。
- バスケットボールとバレーボール、普段観ないスポーツを同じ日に観戦できるチャンスがあるということで、スポーツ界を盛り上げるための素晴らしい試みだなと思います。ユニフォームを交換していつもとカラーが変わったりしてエンターテインメント性もありますし、スポーツを観て支えるという立場の方々が喜んでいただけて、さらにそれぞれのファンがお互いの競技に興味を持っていただけたら、我々としてはとても嬉しいです。
- ホームでのリベンジを期待するファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。
- 非常にタフな試合になると予想しています。いつもファンのみなさんの温かい声援に後押しされていると感じていますので、今回も絶対その力が必要になると思っています。ぜひ盛大なご声援を我々に与えていただけたらと思っております。みなさんの前で必ず優勝を掴み取ります!
#11 西田 有志 選手
1人1人やるべきことをクリアできていれば、必ず勝てる。

- 先週末のWD名古屋との首位攻防戦で2連勝し、レギュラーシーズン44試合中40試合を終えました。個人的に、またチームの状況はいかがですか。
- 個人的にはパフォーマンスが上がってきていますし、終盤に向けて非常に良い形で来ているのかなと思います。チームとしても、けが人は出てしまいましたがその中でチーム全体が「統一したチームのやるべきこと」をやれていると思うので、これをより明確化してより良いバレーができるように全員で取り組んでいきたいなと思っています。
- 大事な場面でのサーブの連続得点や、最後の1点で託されたボールを決めきるなど、勝利に直結する活躍が多く見られます。
- サーブは自分の強みにしている部分ですが、今シーズンあまり良いところに来なかった部分がたくさんありました。ですが終盤に向かって自分のやるべきことが明確になってきていますし、「これだったな」って思い出すことができたので、これが良いきっかけになりました。でもそれを狙うわけではなく、常に高いパフォーマンスが出せるように練習していますし、試合になっても出来るように心がけています。
- サーブやスパイクだけでなく、ブロックやディグ(繋ぎ)での活躍が増えている印象ですが、感触はいかがですか。
- 先ほども言った通り、チーム全体で認識を統一しています。繋ぎに関しては、ハイボールになってもネットに近づけてスパイカーの選択肢を1つでも増やすようなトスにする。ディグに関しては、Aパスで返す必要は全くなくて、コート内にしっかりキープして、スパイカーに最後勝負させる。こういう場面が出てくるのは1本2本っていう世界かもしれないですけど、それが重要なのが今のバレーボールだと思っています。だからそれを常に練習もしていますし、数値を見ても自分がチームの中で貢献できているので非常にありがたいなと思います。
- 今週末はサントリーとの対戦です。今シーズンはここまで2勝2敗の戦績ですが、勝利するために必要なことを教えてください。
- やることは変わらないと思いますけど、常に焦らないことが必要だと思います。もちろん劣勢な場面も多くなると思いますけど、1人1人やるべきことをクリアできていれば必ず勝てると思うので、そういったレベルの高いバレーボールが見せられたらと思います。前回は自分たちがやられている側なので、今回やり返すように準備していきたいと思います。
- ファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。
- 今シーズンも多くの方々に足を運んでいただいて、もうレギュラーシーズンのホーム開催が残り4試合のみになりました。これからファイナルに向けていい形を作っていくという集大成なので、ホームゲームで戦えることを非常にありがたく思っています。
その中での共創開催でバスケと一緒にやれるということで、違った競技ではありますが、同じ室内競技同士でスポーツを盛り上げられたらと思うので、みなさんに試合を楽しんでいただけたら嬉しいです。