2025-26 大同生命SV.LEAGUE MEN マッチデープログラムVol.3

必見! この試合の見どころ

広島サンダーズ
予想スタメン

  • #19フェリペ・モレイラ・
    ロケ選手

  • #4三輪 大将選手

  • #7新井 雄大選手

  • #6クーパー・
    ロビンソン選手

  • #15西本 圭吾選手

  • セッター:#21永露 元稀選手

  • リベロ:#10髙木 啓士郎選手

みなさんこんにちは。アナリストの岩沢恭冴です。今週は広島サンダーズ(以下:広島TH)との対戦です。

広島THは得点力のあるサーバーが揃っており、外国人選手の長身を活かしたブロック力が強みのチームです。
また、2枚替えを積極的に行い、#17金子 聖輝選手と#23ダニエル・マルティネス・カンポス選手をコートに入れることで戦術を変えながら戦います。

広島THの注目選手は、#6クーパー・ロビンソン選手、#15西本 圭吾選手、#23マルティネス選手です。

ロビンソン選手は、アメリカ出身の202cmのアウトサイドヒッターで、ブロックの上からのアタックを得意とします。速度のあるジャンプサーブを広角に打ち分けることのできる選手で、ライン際に打たれるサーブには警戒が必要です。レセプションがあまり得意ではない選手なので、サーブでプレッシャーをかけることで良い状態でアタックを打たせないことも重要になります。

西本選手は、189cmのミドルブロッカーで最高到達点が355cmと非常にジャンプ力のある選手で、今シーズンよりジャンプサーブを打っており、サーブでも得点を重ねています。アタックは空中で流れて相手ブロックをかわしながら打つことを得意としています。またブロックではリードブロックでの対応力が高く、トスがあがってからどのアタックにも素早く反応します。

マルティネス選手はキューバ出身のSVリーグ最長身220cmのオポジットで、指高270cmとジャンプせずともネットから30cm近く手を出すことができます。現在20歳で、先日行われたU21世界選手権に出場して、高さで日本チームを苦しめていました。低めのトスから精度高く威力のあるジャンプサーブを打ち、14.4%とリーグトップクラスの効果率があります。

伊藤 健士コーチのコメント

広島サンダーズと言えば雷のような鋭い一撃が脅威なチームですが、雷の落ちやすい場所を調べてみたら高い鉄骨や電柱の近くが危ないみたいです。そうなると我々のコートより広島サンダーズのコートの方がロケ選手(212cm)やマルティネス選手(220cm)がいますので、少し安心しました。ブルテオンはスピード感ある攻撃が持ち味ですのでコートを駆け回り、雷の一撃をうまくかわして反撃いたします。念のため山内(204cm)には気を付けるように伝えておきます。

ヘッドコーチ、選手のインタビュー

トーマス・サムエルボ ヘッドコーチ

勝ち続けているからこそ気を緩めない

写真:サムエルボ監督
開幕してから9勝1敗で首位をキープしています。
決して簡単な試合ではなかったと思いますが、現在のチームはいかがでしょうか。
チームの状態はどんどん良くなっていると思います。やはり勝ち続けることで選手たちが自信を持ってプレーすることができていると思いますが、勝ち続けていることで、今後どうやって練習を組み立てていくか、どういった準備をしていくかはやはり注意しながらやっていかなければならないです。
勝ち続けることは簡単ではないですし、こんな時こそ気を緩めずに自分たちがどうしたら上達できるかを考えることが大事だと思っています。
また、ホームに戻ってこれて嬉しいですし、ようやくファンの皆さんとホームゲームが開催できることを嬉しく思っていますので、ホームゲームだからこそパナアリを満員にしたいです。
デュースの接戦を制する場面が多くあり、20点以降の戦いも集中力が高く、安定しているように思いますがいかがでしょうか。
「セット終盤だから」ということは考えず、ラリー1本ずつを集中していくことが大事だと考えています。
また、勝ち急いでセットを終わらせようとしないことが大切です。
デュースのシチュエーションだけではなく、バレーボールをプレーするにあたって、一般的には40%くらいの確率で2点差、3点差くらいでセットが終わると思いますが、その時に1本をどう取り切れるかが重要になってきます。たかが1本のラリーですが無駄にすることなく、集中して自分たちのやるべきことをするのが大事だと感じています。
今週末の試合で何が起こるかは、誰にも分からないですし、だからこそスタッツなどの数字を見て自分たちが今どの位置にいるのか、どういうチームなのかを把握しながら傾向と対策を立てることが重要です。
勝ったことは過去のことなので、次はどういう準備ができるか、自分たちが上達できるかをコーチとして選手たちが日々上達できるように背中を押すところが一番の仕事だと考えているのでしっかりやっていきたいです。
そして、今週末から年明けにかけては非常にタフな時期になってくると思っています。
今週、来週試合をして、世界クラブ選手権のためにブラジルに向かい、帰った後はすぐにサントリーさんとの試合があります。
精神的にも体力的にも難しい状況になりそうなので、そこをどう解決するかも今後ポイントになります。
今週末は広島THとの対戦です。高さがあり攻撃力のあるチームだと思いますが、どのように戦いますか。
いつも通りしっかり相手を分析して、自分たちの中のことを調整していくことが大事になってくるかと思います。 相手は非常に背も高く、オフェンスがいいチームで、特にロビンソン選手、ロケ選手、マルティネス選手はフィジカルの強い選手です。ブロック&ディフェンスのシステムをしっかり構築されているヘッドコーチのもとで試合を展開してきます。
また、新井選手も違ったタイプの選手ですし、ミドルブロッカーもバランスの取れたチームだと思うので、攻撃力の高いチームに対して、細かく分析して自分たちがどういう準備をできるかを考えていきたいです。
ポイントを一つ挙げるなら、しっかりディフェンスしていくというところになります。
今週もチケットは完売しています。約1か月ぶりに戻ってきた枚方ホームゲームでのファンの皆様へのメッセージをお願いします。
枚方にご来場の皆さんは、青いユニフォームを忘れないように、そして声を出して応援してほしいです。
配信をご覧の皆さんも、しっかり青いユニフォームを着用いただいて、お家で大きな声を出して近隣の方のご迷惑になるような応援をお願いします!

#23 エバデダン ラリー アイケー選手

パワーアップしたチームを披露したい

写真:エバデダン選手
現在9勝1敗で首位をキープしています。
自身もほとんどの試合でスタートから出場していますが、ここまで戦ってきてのチームはいかがでしょうか。
まずは昨シーズンと司令塔が変わって、違った雰囲気やバレーボールをお見せできていると思っています。
連携も開幕までにうまくハマって、いい部分のほうがたくさん出ていると思いますし、攻撃力の向上がブルテオンの強みの一つになっているのではないかと感じています。
自身のプレーや現在のコンディションについてはいかがでしょうか。
コンビが変わったのが大きいですが、今のところはアントワーヌ(ブリザール)に打たせてもらってるので、スパイクに関しては、「ついていくだけで大丈夫」くらいストレスなくプレーさせてもらっています。
ブロックについてはまだ手ごたえがなく、昨シーズンよりもブロック決定本数は少ないと思いますし、効果的なブロックができていないので、改善していきたいです。
スパイクやブロックだけでなく戦略的なサーブが効果的に機能しているように思いますがいかがでしょうか。
自分のサーブの時フロントにいる選手が強くて、ロペス選手や山内選手と西川選手、西田選手にアントワーヌ選手なので、できる限りミスを少なくしたらブレイクが生まれている感じだと思います。
あとはサムさん(サムエルボHC)の指示でサーブを打ったときは、ほとんどブレイクが取れているので、もっと指示通りにも打てるようにしていきたいです。
今週末は広島THとの対戦になりますが、相手の印象やどのように戦っていきたいですか。
永露選手のプレーは、セットアップの特徴なども比較的見慣れているので、ミドルブロッカーとしては戦いやすい相手なのかもしれません。サイドには身長が2mを超えた選手がいて、オポジットもかなり高さがあるので、まずはこちらの攻撃をしっかり通せるように頑張りたいと思います。
また、対峙するミドルブロッカーは日本代表チームで一緒にプレーしていることもあり、お互いにクセがバレているので、いい戦いが繰り広げられるはずです。
お互いの成長が楽しみな部分もあるので、楽しんでプレーしたいです。
久しぶりに枚方へ戻ってきての試合となります。ファンの皆様へメッセージをお願いします。
久しぶりの枚方での試合なので、新しくパワーアップしたブルテオンを披露できる機会にできればと思います!
ぜひ足を運んで観戦いただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします!

広島サンダーズとの過去の対戦成績

2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN

2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN

2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN

2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN

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