2025-26 大同生命SV.LEAGUE MEN マッチデープログラムVol.4

必見! この試合の見どころ

東京グレートベアーズ
予想スタメン

  • #1バルトシュ・
    クレク選手

  • #4ヤン・コザメルニク選手

  • #25後藤 陸翔選手

  • #8柳田 将洋選手

  • #12村山 豪選手

  • セッター:#3深津 旭弘選手

  • リベロ:#10古賀 太一郎選手

みなさんこんにちは。アナリストの岩沢 恭冴です。今週のホームゲームは東京グレートベアーズ(以下:東京GB)との対戦です。

東京GBは現在5勝5敗で5位に位置し、#3深津 旭弘選手と、#15今橋 祐希選手の2人のセッターを試合毎に変えることで攻撃のバリエーションを変化させ、相手に特徴を掴ませないチームです。今シーズンから#12村山 豪選手が加入したことでCクイックをベースとしたコンビネーション攻撃が増えています。
チームとしてはブロックに強みがあり、1セットあたりのブロック決定本数は2.45本とリーグ1位です。

東京GBの注目選手は#4ヤン・コザメルニク選手、#12村山選手、#25後藤 陸翔選手です。#4コザメルニク選手はスロベニア出身の204cmのミドルブロッカーでサーブ、ブロック、アタックの全てにおいて能力が高い選手です。サーブでは高い打点からのジャンプフローターサーブで現在、効果率12.4%とリーグ6位(フローターサーバーでは1位)に位置しています。ブロック決定本数も1セットあたり0.57本とこちらもリーグ5位に位置し、無駄な動きのないリードブロックでブロックタッチ、ポイントを量産しており、アタックでも61.3%と非常に高い決定率を持っています。

#12村山選手は今シーズン、ジェイテクトSTINGS愛知から移籍した192cmのミドルブロッカーで、ブロード攻撃を得意としており、Cクイックの位置からライトの位置まで幅広く攻撃の位置を変えながらアタックを打てる選手でアタック決定率61.8とリーグトップクラスの攻撃力を持ちます。サーブはジャンプサーブでコースを狙って、緩急をつけながら相手にプレッシャーをかけます。

#25後藤選手は187cmの24歳のアウトサイドヒッターで加入2年目ながら攻守でチームの軸となっています。アタックの特徴はブロックを利用したプレーが得意でブロックアウトでの得点やリバウンドを取って次の攻撃に繋げます。またサーブは同じモーションからジャンプサーブとフローターサーブを使い分けることができる選手で、高い技術を持っています。

山口 裕太郎コーチのコメント

今シーズンからブルテオンスタッフがスーツ着用なのは、フィンランド出身・サムエルボHCの発案です。
試合衣装といえば、毎回ランウェイのような素敵なコーディネートで登場される東京グレートベアーズのカスパー・ヴオリネンHCも同じくフィンランド出身で、本人いわく「よく知る仲」とのこと。
そのせいかサムエルボHCは、戦術映像を見ながら「ちょっと戻してくれ、相手のHCを見てくれ!」「見たか?めちゃくちゃ動き回ってるぞ!ハハ!」と大興奮で、ミーティングが全然進みません。(いや、あなたもだいぶ動き回ってますけどね……)

ぜひ試合中は、コート上の攻防だけでなく“フィンランドHCズの舞”にもご注目ください!

ヘッドコーチ、選手のインタビュー

トーマス・サムエルボ ヘッドコーチ

今、やるべきことにフォーカスする

写真:サムエルボHC
現在11勝1敗で連勝を伸ばして首位をキープしています。
先週の試合から連続でのホームゲームとなりますが、チームの調子はいかがでしょうか。
勝敗について、確かに結果はそうなのですが、今はあまり着目してほしくはなくて、「今、自分たちが何をしなければいけないか」にフォーカスしてほしいと思っています。
首位で勝ち続けていることは自信になるとは思いますが、そこに執着するのではなくて、次の試合に目を向けてほしいと考えています。
チームのコンディションは非常に良いと思います。
ホームゲームの応援のパワーは感じていますか。
試合中は集中をしすぎているので、周りで何が起こっているか、わかっていないですが、選手に聞いてもらった方が良い質問です。もちろん、たくさんのファンの皆さんの前で試合ができることは、とても光栄なことです。先週も多くの方に応援していただきましたが、今週末はより大きな会場で試合するので、足を運んでいただけると嬉しく思います。
今週末は東京GBとの対戦です。各ポジションの選手たちが、非常にバランスの取れたチームだと思いますが、何が勝敗を分けるカギになると思いますか。
いつも通りサーブで攻めて、しっかりレセプションしていくことがメインになってくると思います。
東京GBは、特定のシチュエーションにおいて、特殊な攻撃を仕掛けてくるので、しっかり忍耐強くプレーしていくことが大事だと考えています。
また、クラブとしての東京GBさんは、年々成長しているチームの印象があります。特に、今シーズンに関しては、オポジットのレジェンドと呼ばれているクレク選手や、ヨーロッパでチャンピオンになっているコザメルニク選手、他の2人の外国人選手、日本人選手も良い選手が揃っていて、とても層が厚いチームだと思っているので、どういったタイプの戦術を使ってくるか、分析しづらいと思います。
非常に難しいゲームになってくるのではないでしょうか。
東京GBは、サムエルボHCと同じフィンランド出身のヴオリネンHCが指揮を執っています。
フィンランド人のHC、フィンランドにゆかりのあるアシスタントコーチが在籍しているので、そういったチームの成長に携わっている、SVリーグの成長に貢献している方々と、ネットの向こうで一緒に戦えることは非常に嬉しいです。
世界クラブ選手権前として最後の、そして2025年最後のホームゲームとなります。
ファンの皆様へのメッセージをお願いします。
しっかり青のユニフォームを着て!しっかり声を出して応援してください!!

#5 富田 将馬選手

「誰が出ても勝てるチーム」を目指して

写真:富田選手
現在11勝1敗で首位をキープしています。ここまで戦ってきて、チームとしての手応えはいかがでしょうか。
大阪ブルテオンは「誰が出ても勝てるチーム」を目指しています。その中で、ここまで戦ってきて、選手個人個人の役割というものをしっかり出せていると思うので、その結果が今のリーグの勝率に繋がってきているんじゃないかなと思います。
今シーズン、非常に良いパフォーマンスを発揮しています。自身のプレーや現在のコンディションについてはいかがでしょうか。
コンディションはとても良いです。プレーに関しては、得意とするディフェンスがありつつ、攻撃面でしっかりチームに貢献で来ているところが、昨シーズンからさらにパワーアップしたところだと思っていますし、自分の今シーズンの良さであると考えています。
ここまでの試合、スタメン出場や途中出場など、様々なケースがあったと思いますが、その場面でどう立ち回るかなど、意識していることはありますか。
自分がコートに入ったときは、エネルギーを出してチームを鼓舞する。そういう役割が与えられていると思っていますし、そこをしっかり出せていることが、今、調子がいい理由でもあると思います。
今週末は東京GBとの対戦になりますが、相手の印象と、どのように戦っていきたいか教えてください。
東京GBさんはすごく上手なプレーヤーが多いので、相手の小技を我慢しながら、こちらのフロアディフェンスで戦っていければ、タフな試合になるとは思いますが、勝利は見えてくると思っています。
再来週から開催される世界クラブ選手権も控える中、今週末は2025年最後となるホームゲームです。ファンの皆さまへメッセージをお願いします。
まずは、東京GBさんに勝利しないとチームとしても成長できないと思うので、世界クラブ選手権を見据えてというよりかは、1試合1試合にフォーカスして自分たちのやるべきバレーをしていきたいと思います。また、今年最後のホームゲームは、会場も大きいですし、勝利のためには、皆さんの声援が必ず必要になるので、温かい声援、そして声を出しての声援をいただければ嬉しいです。 よろしくお願いします!

東京グレートベアーズ(FC東京)との過去の対戦成績

2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN

2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN

2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN

2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN

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