世界クラブ選手権大会2013
- リーグ戦1試合目(※試合開始は現地時刻)
- 10月15日(火曜日)
- 17時00分試合開始
- ディヴィーノ・ブラガ総合運動体育館
パナソニック パンサーズ |
チーム |
アルゼンチン(UPCN) |
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1 |
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3 | ||||||||||||
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スターティング メンバー |
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戦評
世界クラブ男子選手権に推薦国として初出場したパナソニックパンサーズは、南米クラブ王者・UPCN(アルゼンチン)と初戦を戦った。立ち上がり、パナソニックは一進一退の攻防から、積極的なサーブで相手のミスを誘い、清水が確実に得点につなげてリードする。するとUPCNは焦りからかサーブミス、スパイクミスでリズムを崩し、中盤以降は、この日がパナソニックデビュー戦となった、ブラジルナショナルチームのエース・ダンチの安定したレセプションからの攻撃が冴え、第1セットを25-20で先取した。
第2セットは福澤・ダンチに山添のクイックを絡めた攻撃が効果的に決まるパナソニックと、徐々に持ち前の高さを発揮してきたUPCNとで五分の展開。ここから抜け出したのはUPCN。高さに劣るパナソニックのミドルブロッカー陣の上から放つクイックが連続して決まり、そこから終盤は要所でブロックが決まってUPCNが第2セットを23-25と取り返した。
第3セット、前セットの中盤以降の勢いをそのままにUPCNがサービスエースとブロックで4連続得点と走る。その後も、パナソニックのサーブレシーブの乱れを突き、UPCNが畳みかけ、パナソニックはなすすべもなく、UPCNが14-25で圧倒した。
第4セット、あとのないパナソニックは福澤・清水の全日本コンビにボールを集める。一方のUPCNは高さのあるクイックを積極的に使う。パナソニックはレセプションが崩れた中盤以降、相手のブロックにつかまりリードを許す。パナソニックはセッターを大竹に代えるなど、流れを引き戻そうとするが、あと1歩及ばず、23-25でUPCNが逃げ切り、パナソニックは大事な初戦を勝利で飾ることは出来なかった。
【南部監督のコメント】
我々の長所であるレシーブを生かすために、サーブで攻めることを確認して臨んだ。第1セットは相手の速攻を封じることに成功したが、第2セット以降は南米王者の実力に押されてディフェンスを崩されてしまった。また、中盤以降はサーブで攻められてこちらのレセプションからの攻撃の決定率を下げられたことが敗因である。
- 第1セット :
- スタートメンバー/#1 清水、#2 深津、#3 山添、#6 白澤、#15 福澤、#18 ダンチ、L#17 永野
08-06 パナソニックのテクニカルタイムアウト。
13-10 アルゼンチン(UPCN)のタイムアウト。
16-12 パナソニックのテクニカルタイムアウト。
20-14 アルゼンチン(UPCN)のタイムアウト。
25-20 パナソニックが第1セットを先取。
- 第2セット :
- 08-07 パナソニックのテクニカルタイムアウト。
12-13 パナソニックのタイムアウト。
14-16 アルゼンチン(UPCN)のテクニカルタイムアウト。
23-25 アルゼンチン(UPCN)が第2セットを取り、セットカウント1-1。
- 第3セット :
- 00-04 パナソニックのタイムアウト。
03-08 アルゼンチン(UPCN)のテクニカルタイムアウト。
06-14 パナソニックのタイムアウト。
07-16 アルゼンチン(UPCN)のテクニカルタイムアウト。
14-25 アルゼンチン(UPCN)が第3セットも取り、セットカウント1-2。
- 第4セット :
- 07-08 アルゼンチン(UPCN)のテクニカルタイムアウト。
08-11 パナソニックのタイムアウト。
13-14 アルゼンチン(UPCN)のタイムアウト。
14-16 アルゼンチン(UPCN)のテクニカルタイムアウト。
18-19 パナソニックのタイムアウト。
22-24 アルゼンチン(UPCN)のタイムアウト。
23-25 アルゼンチン(UPCN)が第4セットも取り、セットカウント1-3でパナソニックは残念ながらアルゼンチン(UPCN)に敗れた。
次の試合 10月16日(水)14時00分試合開始(現地時刻) vs イラン(Kalleh) 試合会場:ディヴィーノ・ブラガ総合運動体育館(ブラジル連邦共和国)